Posted By Wizard03

Created at 2019/01/14 23:50:45
Updated at 2019/01/15 00:29:02

Ryzen GとMini-ITXで組んでみた。

私はデカいは正義の人なのでMicro-ATXすら買ったことがないがRyzen 3 2200Gが手に入ったのでMini-ITXに挑戦してみた。

結論から言うとRyzen 2000Gシリーズを使う場合、C/Pがいいのは半値で買えるMicro-ATX規格のM/Bを使う方がよい。

この製品自体は良い製品だが万人向けではない。

グラフィックボードを搭載したPCが必要で可能な限り小さいPCにしたい人にしかオススメできない。その場合はRyzen 2000Gシリーズ以外のPCI-E3.0x16に対応したCPUを使う必要がある。

 

 

■コンパクトさと低予算を両立するケース選びは難しい

・M.2がM/B裏にあるのでマザーボードベースはホール面積の大きいものが良い。

・手持ちのATX電源の流用を想定するとMini-ITX専用ケースを購入したとしても大きいモノしかない。

・Flex-ATXと思しき電源内臓のMini-ITXケースは非常にコンパクトだが高い。薄型CPUクーラーも必要かも。IN-WIN Chopin \15000ぐらい

・ACアダプタ利用でDC-ATX24基板内臓のケースはコンパクトだが電源90Wでは力不足。薄型CPUクーラーも必要かもAntec ISK-110 VESA-U3 \12000ぐらい

なおこのM/Bだけで約\15000であったがケースと合わせると\25000越えは必至となり、2019年1月なら電源+M/B+ケースセットのベアボーンASRock DeskMini A300/B/BB/BOX/JPが\20000以下で出るのでC/Pで勝てない。

CPUにRyzen 2000Gシリーズを利用の場合PCI-E3.0はx8となり、x16ではないのでグラフィックボードの利用は想定されない点もこのM/Bを選ばなくていい理由でありコンパクトさを求めるならDeskMini A300の方がよくなる。

 

 

■この製品の良い点

・私はLANは有線派だがWi-Fiが以外に速くWeb閲覧やYouTube(2k画質)見るぐらい使い物になる。とくに回線にボトルネックを感じない。なお、親機は理論値が866Mbpsだったはず。

・UEFIは分かりやすく動作させるだけなら簡単。

・バックパネルは上図を見ての通りUSB3.0や3.1が多くMini-ITXでは珍しくDisplayPortにも対応。

 

■この製品の少し悪い点

・M.2が裏面のため放熱には注意が必要。ケースを選ぶ。次世代でもMini-ITXでは裏搭載が多く仕方ない。

・POWER ON、RESET、HDDアクセスランプ等のフロントパネルコネクタのピンが狭く差しにくいがMini-ITXはどれも同じ。ASUSのまとめて差すASUS Q- Connectorのようなものがあればよい。ピンにさす→M/Bを固定→電源コネクタの接続の順に作業すればやりやすい。