Posted By kai

Created at 2019/11/25 01:32:47
Updated at 2019/11/25 01:32:47

難点ありの初心者お断りでした・・・

 

 

 

 

 

今回もSharkoonという会社のケースにしました。

あまり聞いたことは無かったですが以前もAI 7000 Silentという同社のケースを買っていて裏配線のスペースが少し狭いかな?という程度の不満点しかなかったのでいいかな。。。というのがトラブルの始まりでした。

完成後は配送予定だったのでできるだけ軽くて、5.25インチベイがついている、比較的新しい、ついでにファンが3個もついているのでこちらにしました。

 

スペック上は悪くない

2019/11/118,228円で購入しました。

スペックですがざっくり下のようになっています

https://ja.sharkoon.com/product/26814#specs

サイズ(x高さx奥行)

20x43x46.1 cm

重量

3.7 kg

対応マザー

ATX ~ MINI-ITX

グラフィックボード最大

37.5 cm

CPUクーラー最大

16.5 cm

電源ユニット最大

26.5 cm

標準ファン

ARGB12cm ×3(コントローラー付属)ASUS,GIGABYTE,MSI対応

5.25インチベイ

1

3.5インチ

3

2.5インチ

4

※フロントファンと電源部にはフィルターがついています。フロント側は磁石、電源部は爪に引っ掛けて?固定されています。

※マニュアルや公式HPで明言されていませんがマウンターを使用する関係で3.5インチHDDを3台乗せると5.25インチとデバイスが搭載不可です。

 マウンターをうまく使えば3.5インチと2.5インチを3台乗せたまま5.25インチも使用できそうですがマウンター等の強度が心配なのとマウンターの取り付けネジ穴が

 二つ足りないので自分は止めておいた方がよさそうです。。。ネジ穴がないのは個体差なのか仕様なのかは不明ですが・・・

サイドフロントパネルはアクリル製、PSUシュラウドはないです。

 

箱から取り出した時の感想

軽い!

本体重量3.7kgですからね。

中身は本体とマニュアル、ビニール袋に入ったネジ類とPCIEスロットのカバー、マザボ用のスピーカー、たぶんHDD防振ゴムでした。

それとネジと一緒にグラスワッシャーも入っていました。

 

アクリル製のカバーを開けて本体を持った時の感想

上面の鉄板ペラペラすぎ!!!!

びっくりするぐらいペラペラです。

再度カバーを開けて内側から天板を持って持ち上げようとすると天板がしなります。

PSUシュラウドがなくてサイドパネルがアクリル製でコンパクトなつくりだから軽いのかと思いきやちょっと心配になるレベルでペラペラです。

一枚板だったら素手で折り曲げができそう感触です。

マザーボードと天板は指一個分のスペースがあるので接触することはなさそうですが重いものを天板に乗せるのはやめたほうがいいですね。。。

 

マザーボード側のカバーを開けた感想

裏配線スペース狭すぎ!!!

 

今回はツクモで実機の展示してあったので見てはいましたが、初見だとビビるレベルで狭いです。ケースにはフラットケーブル分ぐらいの隙間しかないですね・・・

※画像をアップロードするとなぜか傾いてしまっています。

PSUシュラウドもないのでフラットケーブルのプラグイン電源がお勧めです。

お勧めと言っていますがCPU補助電源を通すホールの真上にマザボが来るので裏配線したいならフラットケーブルじゃないと無理といっても過言ではないかなと・・・

実機は見ていましたがフラットケーブルだし裏配線行けそうということに安心してスペーサーの位置を全く見てませんでした。

 

 

付属ファン関係

今回はASRockマザーを使うので付属コントローラーで色は制御します。

※今年発売の製品なのになぜかASRockのRGB制御はハブられるという謎仕様

コントローラーにはケースのリセットスイッチが接続されています。

光るパターンは別マニュアルに記載されています。

基本消灯していますが付けてみた感じきれいに光っているかなと思います。秋葉原のツクモだと実際に光ってるところも見れます。

 

ファンは3PINとペリフェラル、RGBケーブルはコントローラーに接続済みです。

一応防振用のゴムがつけられていてファン自体も静かです。

 

コントローラーは基板むき出しなのでマザボ取り付けなどの際はご注意ください。

フロントパネルのケーブル類と干渉してピンを破損する可能性があります。

 

 

下のスクショはストレステストでAntecのMercury RGB 120 のテストをしているときですがファンの回転数をご覧ください。

※CPUファンがないのは電源がマザボのファン用コネクタではなくSATA電源という謎仕様の簡易水冷のせいです

 

 

 AUXFANIN1が最大61785RPM?????

 HWmonitorがダメなのかなとASRockの純正ユーティリティのA-Tuningで回転数を見ても変な値が出たりそれっぽい当たりを繰り返していました。

3ピンで電源取るからペリフェラルは使ってなかったけど使わないとだめなの???

一応動いていたのでとりあえず静観で行きます。

この現象が個体差なのか全体的にこうなのかは謎ですがこういうことがありましたよとだけ・・・

 

 他

コンパクトサイズなので仕方ないでしょうがフロントパネルのスイッチ類のケーブルと5.25インチベイに取り付けてるドライブが接触するので注意が必要ですね。

 

最初からATXサイズのスペーサーが付いていますが一個足りなかったです。

セットのネジにも入っていない・・・

 

それからフロントパネルとケーブルはケーブルレスではないので注意が必要です。

裏配線スペースが狭いので先に閉めるとフロントパネルのケーブルが引っ張り出せないので手こずります。

120mm簡易水冷がケースと干渉してリアファン部分に取り付けられなかったのでフロントに取り付けようとしましたがこのせいで大変でした。

フロントファンのフィルターは低頭ネジじゃないと若干干渉して浮き上がってしまいます。

 ※今回はもう疲れ切っていたのでそのままです。。。

このケースの感想

コスパがよさそうに見えますが明らかにその代償に色々残念な部分が多いです。 

電源はフラットケーブル使った方がいいよって書いといてほしい。。。

作りも仕様なのかよくわからないものもあったのでこれを誰にでも進められるかというと勿論NOです。

 

メリットとしていえるのはARGBファンがコントローラー付きで付属している、重量がATX対応で3.7Kgと軽量である点くらいです。

同価格帯でファンが複数付属しているケースもいくつかあるのでそっちを買ったほうがいいと思います。

ちなみにENERMAXやDEEPCOOLも5.25インチベイがない代わりにARGBファン搭載してるケースを販売しています。。