Posted By kai
Created at 2020/01/11 12:32:22
Updated at 2020/01/15 15:25:45
※今回Reviqa.net様からパーツ類の提供も受けておりますがそちらは別途レビューを上げさせて頂きます。
現在のところケースの価格ですが定価だと4800~5000円前後ですがYahoo! ショッピングでポイントバックのセール中なので、プレミアムに加入してソフトバンクユーザーなら送料無料で4000円を切るかなりのお安さです。(ソフトバンクユーザーだと下のスクショからさらに240円分ポイントが付きます)
ざっくりスペックですが
寸法 | 405 × 208 × 400mm(DWH) |
重量(梱包込み) | 3.73kg(4.6kg) |
フロントパネル | USB3.0 × 2、オーディオ・マイク × 1 |
PCIEスロット | 4 |
5.25インチベイ | 0 |
3.5/2.5共有ベイ | 2 |
2.5インチベイ | 2 |
フロントファン | 120mm × 3 or 140mm ×2 |
上部ファン | 120mm × 2 or 140mm ×2 |
リアファン | 120mm × 1(標準搭載3ピンのみ) |
CPUクーラー高さ制限 | 160mm |
グラフィックボード長さ制限 | 350mm |
対応マザーボード | Micro ATX、Mini ITX |
※付属物はネジ類、スペーサー、マザーボード用のスピーカー、結束バンド、PCIEスロットカバー、インフォメーションガイド、フロントパネルIO用のキャップ(USB、オーディオ)
フロントのIO類はあまり使わないし、上を向いているのでキャップが最初から付属していると嬉しいです。
インフォメーションガイドには多言語でケースの部位の説明が記載されています。日本語もありますがひらがなカタカナだけ太字になっている謎仕様です。
ハンドスクリューはネジにプラスチック製のパーツを取り付けたものになっています。
※サイドパネルはアクリル製
フロントパネルはヘアライン加工されたプラスチックです。
おかげで安っぽい印象は受けません。
全面はカバーに覆われていますが両サイドとパネルを取り外しする際の手の差込口から吸気できるの問題ないと思います。
ただこちらのケースはリアファンしかないのでフロントにも一機くらいはファンを付けたほうがいいと思います。
フロントパネルにフィルターが直付けされています。綺麗に取り外しができないタイプなのでお掃除はエアダスターで吹いてあげたほうがよさそうです。
それからフロントスイッチ類もフロントパネルに取り付けられているので取り外す際は要注意です。
ただケースの真ん中にある穴からケーブルが内部に伸びていますが、見ての通り穴も大きめでUSB2.0もないのでケーブルを抜いて完全に分離させるのは難しくないです。
個人的にはフロントUSBあんまり使わないので2.0がないのはちょっとうれしいです。
あと注意点というわけではないですがファンの取り付けは固定穴で決まっておらず、1~2個であれば自分の好きな位置で固定できます。
プッシュピン?で止めるようながっちり固定できないタイプはファンが中間部分で固定できずに下にずり下がってきてしまいます。ネジで止めるのであれば無視していいポイントです。
一点気になったのは動作しましたがフロントオーディオの端子の接続が甘そうというところです。
今回は動作していますが、もうちょっと接続が甘いと動作しない可能性があります。
そういうときのことも考えて普段使わなくても組み立ての時
ちょっとびっくりしましたが保証も2年ついていますし、あとから気づいて修理のために分解して送るのにも労力かかりますからね。
ちなみに代理店はリンクスインターナショナル(Antec社の保証規定)です。
それと個人的には不良品が出てしまった時は優しい心を持ってほしいとは思っています。
工業製品ですし不良率0というのは難しいと思います。
Twitterで○○が初期不良だったということで罵るようなことを書いてる方もいらっしゃいますが、
確かに出ばなくじかれる気持ちはわかりますが保証あるしいいんじゃない?騒ぐなら代理店の対応が悪かったからでもいいじゃんって思います。
せっかくローカライズして販売してくれていますしね。
ダストフィルターは取り外し可能でお手入れも楽です。
上面はマグネット、下部は爪で引っ掛けるタイプになっています。
重量も軽いので下部も掃除しやすいです。
爪で引っ掛けるタイプはひっくり返すなり横にするなりしないといけないのでメインPCのようにケース本体8kg+パーツ一式載ると流石に重労働です。
あと個体差かもしれませんが裏面のサイドパネルがすごく硬かったです。
一瞬不良品かな。。。って心配になりました。
PCIEのスロットカバーは最上段以外は自由に取り外せる奴ではなく、ケース本体に直付けされています。
外側から内側に押して折り曲げたりしていれば外れます。
外したカバーは再利用できないので、ツールボックスに一個入っているのでそれを使ってください。
4個のうち2個分しかカバーがないのですべて取り外した後に、もう一回カバーを付けたいというときは市販の物を使う必要があります。
足の部分にはスポンジがつけられていて傷がつきづらくなっています。
今時らしく5.25インチベイはありません。
Micro ATX用のスペーサーは全て取り付けられていないのでご使用になる場合はツールボックス内にスペーサーが入っているのでそちらを取り付けて使用しないスペーサーを取り外してください。画像でいうところの一番右側の列です。
取付金具的なものは入っていないのでペンチで回すか、サイズさんが200円程度で「六角スペーサー楽々取付スタンドオフ」というドライバーで取り外しできる金具を販売しているのでそういうものをお使いください。
あとI/Oシールドも取り付けは簡単でした。今まで買ったケースではI/Oが結構きつくて苦労しましたがこちらのケースだと簡単につきました。
裏面ですがケーブル用のスペースが約20mm程ありCPU補助電源のケーブルもマザーボードの上から出すのでフラットケーブルじゃないと無理だ!ということにはなりません。ノギスは安物なので誤差が出ています。。。
CPUクーラーのバックパネルもホールが大きく開いているので難しくはなさそうです。
電源ですが一応160mmまで載ると記載がありますがそれは3.5インチ共用ベイを取り外さないと載るだけという感じです。
自分がへたくそっていうのもあると思いますが140mmの電源でもケーブルの取り回しに難儀しました。
裏配線スペースがが広いのでそこに押し込んでもいいと思いますが・・・それかサイズの剛短4の様な125mmかSFX電源をサイズ変換して取り付けるとか。
HDDは載せないし2.5インチSSDは2個までしか載せないというのであれば外してしまった方が楽です。
小型のケースなので仕方ないですね。
ただこの3.5インチベイは底のネジとシュラウド上部から出ている金具で固定されています。見ての通り電源搭載後だとかなりぎちぎちになるので外すなら最初に外した方がいいです。
あとは底面にフィルタが取り付けられているので下向きにつけるのを前提に話してますがあえて上向きにつけるか。
今回の電源だと一番太いケーブルが手前に来てしまっているので邪魔です。
上向きにつけると少しつけやすくなります。
あとこの反対側には窓が開いており電源が見えます。
下向きにつけると魅せるタイプの電源ならいいですが、玄人志向の場合、出力表が見えてしまってちょっといまいちです。
隠せるようになってるかFSP様のHydro GEのようなステッカーがついているとよかったかもしれません。
上向きにつけるデメリットは掃除がしづらい、外気で冷却できないなどがあると思います。
シュラウド都の隙間は広くはありませんが(取り付けていれば)フロントファンからの風も当たりますし、
PCIEの補助電源を通す穴や窓が開いているので対処していれば窒息はしないと思います。
画像のアップロード制限が来てしまったので上げられていませんが
グラフィックボードは最大350mmになっていますが恐らくその場合はファンが取り付けられません。
ただ三連ファン積んで330mmとかなのでそういうものの場合は薄型のファンとかにしておいた方がいいかもしれません。
後日内部を光らせたときの画像を上げます。
上面が開いているので静音性は負荷がかかってファンが回るとそこそこ音が漏れてきます。
個人的には悪くないと思います。
裏配線のスペースが広くとられていて作業もしやすいです。
電源周りのスペースがちょっと狭いのは個人的に好きではないですが3.5インチベイを取り外せば広々使えるのでいいと思います。
何より結構安い。
そうそう使わないと思いますが2年の保証もありますし、アクリル製のサイドパネルのお手入れの方法とかあったりしたらいいなと思ったくらいです。
ただ個人的にはDP301Mと競合してるのは気になりました。
価格帯も基本的なスペックも同程度でスモークの利いているガラスパネルで前面にRGB搭載、吸気部分が狭くなって重量が増えていますが数百円でこの違いならこれがお勧め!とは言いづらいですね。