Posted By きっちょむ

Created at 2020/08/08 13:39:20
Updated at 2020/08/11 22:29:15

このレビューは株式会社リンクスインターナショナル様より製品をご提供いただいた、提供レビューです。

新たな概念から生み出されたスマホ

 

読書が趣味で、いつでもどこでも本が読めるように、実本やオーディオブック、iPad、Kindle端末をカバンに詰めて持ち歩くようにしています。

今までだと、一回読めば読みっぱなしで、次の本へと読み進めてしまっていたのですが、やはり記憶するには纏めたりして復習することは大事なようで、せっかく読んだ本の内容を忘れてしまっている事がしばしばありました。

 

そこでせっかく読む本への記憶と理解を助けるために、内容をアウトプット出来る様にノート帳やApple Pencil、キーボードを持ち運んだりしましたが、どれも可搬性や運用面で一長一短がありました。

 

もっと、可搬性と運用のバランスが取れたアウトプット機材はないのかな?と思っていた時に本製品「Cosmo Communicator」レビューの企画が!

 

幸運にも選ばれる事となりましたので、本レビューでは、Cosmo Communicatorの外観や仕様、カメラ性能などの基本要素の説明から、実際に活用した内容について書いていきたいと思います。

外観

 

 

届いてまず驚いたのが化粧箱の大きさと芸の細かさでした。iPhoneやGALAXYの箱の倍の大きさがあります。

それに、箱を開けたらキーボードが・・・。

 

今までにないスマホだぞっ!と暗示させるギークなデザインがとても面白いと感じました。

 

本体を取り出すと、、これは大きいですね・・・!

 

326gとずっしりと重く、精悍。

出来るビジネスマンを感じさせるような雰囲気を漂わせています。

 

スマホという概念で言えば大きく、重いことはデメリットになると思いますが、このスマホを検討されるユーザー層から言えば、普通のスマホを既に持っており、キーボード入力したいけどノートパソコンやタブレットは大きいしメンドくさいと感じられている方だと思いますので、むしろ非常に小さく軽いと表現しても良いのではないでしょうか?

 

 

付属品

 

 

 

付属品は、充電器とUSB-Cケーブルとマニュアルやステッカー、HDMI - USB-C変換ケーブルなど。

 

マニュアルは多言語で書かれており、日本語の表記が少ないため、少し分かりづらいのがネックですかねー。

Andoroidは慣れてないので、もう少し分かりやすいと嬉しいかもしれません。

 

 

キーボードとインターフェイス

 

 

スマホを開けると待望のキーボードが待ち受けていました。

 

ん〜、小さいかもなぁ?打ちづらくない??

 

と当初心配していましたが、打ち始めるとどうして、非常に気持ちがいい!

 

確かに少し小さめで打ちづらさを感じる場面もあるのですが、キーが沈み込む深さや反発感、さらには時折バイブレーションが起きて、打鍵の気持ち良さを助長してくれる。

 

メカニカルキーボードのクリック感とは違うのですが、手に優しく快感を与えてくるこのバイブレーションは癖になりそうです。

 

こんな小さなキーボードで、打ち続けていたいと思わせてくれるものに出会ったのは初めてかもしれません。

開発者は間違いなくキーボードマニアですね。笑

 

あと、この極小の入力端末故の大きなメリットを発見しました。

 

キーボードとタッチ画面が非常に近い。

 

何だ?そんなことか。と思われるかもしれませんが、体験してみないと分からない大きなメリットです。

 

スマホやタブレットにBluetoothキーボードで接続することで同じような入力環境を得る事は可能ですが、

操作上、画面にタッチする必要がある際に、キーボードから画面へ手が移動する距離が長くストレスを感じていたんですよね。

 

でも、このCosmo communicatorは、それがない。画面とキーボードの距離が極少までに短いため、キーボードを気持ちよく打っているそのフィーリングを崩す事なく画面操作をパパッとして、また入力に戻れる。

 

使ってみないと分からない快感です!

いやぁ、これは病みつきになりそう。

 

ただ惜しいのは、打鍵時のバイブレーションはPlanetキーボードというアプリ連動時のみ作動し、Google日本語入力などのサードパーティでは動作しないという事。

 

Planetキーボードは、日本語入力はかな入力しか対応していないため、ローマ字入力する際には必然的にこの快感を味わえなくなってしまいます。

 

実用上は全く問題はないのですが、ぜひ、Planetキーボードのアップデートでローマ字入力にも対応してほしいところです!

 

 

さて、脱線が過ぎるので、そろそろ機材としての話題に戻します。

 

スマホのインターフェイスを眺めると、左側面にスピーカー/イヤホンジャック/USB-C、そして右側面にスピーカー/音声アシストボタン/USB-Cとなっており,

 

USB-Cが2つ搭載されている事が光ります。

 

このUSB-C、ノートパソコンでも使っているのですが、どんなものでも接続できる汎用性の高さが本当に便利で、私の中の購入基準の上位にUSB-Cが入ってきます。

 

パソコンもそうですが、高性能なCPUやGPUよりも、使いやすさやストレスを感じない事が大事だと思うんですよね。

 

そしてこの時点で、この端末がユーザーに与えたいエクスペリエンス(体験)が少しずつ見えてきたように思います。

マインド、指向性のあるプロダクトって凄く好きです!

 

俺はこの世界で生きていく!っていう決めた人の精神性ってすごく魅力的。それが例えスマホであっても!

 

 

 

 

 

ベンチマーク

 

 

 

そしてこの時この製品のマインドがわかった時点で性能についてそこまで不要と分かりましたが、気になる方は多いと思いますので、

参考に私が所有しているスマホとAntutu Benchmarkで性能比較を行ってみました。

 

スコア指標として、

 

ハイスペック:TOTAL 400,000〜

ミドルスペック:TOTAL 100,000〜400,000

ロースペック:TOTAL 〜100,000

 

となり、本機はおよそ中頃のミドルスペック機となります。

 

GALAXY A7では時折重めの作業で引っかかりを感じていましたが、Cosmo Communicatorにはありません。

快適さはちゃんと確保されています。

 

 

カメラ性能

 

 

 

また、所持しているスマホのカメラと比較してみました。

 

iPhone8とCosmo Communicatorは単眼カメラで、GALAXY A7は三眼カメラ。

 

ボケ具合や立体感を含めた総合性能はやはり三眼カメラ搭載GALAXY A7が強い印象ですが、レンズ自体の収差や色域、ソフトウェア補正力がiPhone8の方が優れているように感じます。

 

一方、Cosmo Communicatorは、今時のスマホとしては、解像度やホワイトバランスが今ひとつに感じました。

 

ただ、このスマホで写真をとると言っても本や書類などのスキャンが主だったものになるでしょうから、実用上は必要十分性能で気にしなくてもいいかもしれません。

 

 

 

活用方法(読書)

 

 

実際に日々の読書フローにCosmo communicatorを組み込んで活用してみました。

 

 

私は論語がとても好きで、何冊も様々な著者の論語本を読んでいます。

 

そこで、論語とドラッカーの本質は同じだというとても興味深い本があったので、読みながらこのスマホを使いながらまとめていきました。

 

この時点では、「ヘェ〜」という驚きとワクワクはありましたが、本当の意味で理解を出来ていませんでした。

ただ、Cosmo communicatorでアウトプットすることにより、ただ本を読むより深く理解と記憶をできていたように思います。

 

そして、別の論語の本を併読していた時に、「如く」という漢字に引っかかり、考えていくうちに、

以前纏めていた本の内容と共通性があることに気づき、本当の意味で理解をする事ができました。

 

それからは目に見える世界が一変しました。

 

 

心理学者ウィリアム・ジェイムズの名言に、

 

「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」

 

という言葉があります。

 

Cosmo communicatorを通して理解・記憶した事が結果的に心を変える気づきを与えてくれたのかもしれません。

 

 

纏め

 

 

今までのスマホは消費端末と言われてきました。

電話、YouTube、メール、SNS、読書、音楽プレイヤー・・・、コンテンツを消費する端末。

 

一方、パソコンは生産端末と言われてきました。

動画編集、音楽編集、文章作成など、元々ビジネスユースで開発された端末だからです。

 

そこに消費端末にも生産端末にもなる存在、iPadのようなタブレット端末が登場してきました。

スマホと異なる点は、画面が大きく、様々な機器との連携がしやすいという事。

確かにiPadとパソコンと連携すればパソコン単体を超える創造性を生み出す事がありますが、単体では生産性はそこまで高くない。

また、その大きさと汎用性ゆえに可搬性と専門性がない端末と言えるでしょう。

 

何者にもなれるが何者にものなれない端末、それがiPadです。

 

それはそれで素晴らしい事ですが、「いつでもどこでも書く」ということに対して最適解とはなり得ない端末だと思います。

 

しかし、

Cosmo communicatorは、スマホでありながら生産端末です。

 

二つ折りで大きく重くカメラ性能もそこそこ。

表面上の仕様だけを見れば、使いづらい端末のように見えてしまいます。

 

しかし、その内面は、「いつでもどこでも書く」という事については誰にも負けない専門家だと思うのです。

その道のプロ。そこだけは誰にも負けない。

 

不要なものを捨て、必要な事をただただ高めていく。

その潔さは美しいとすら思います。

 

ある意味、日本の美意識に通じる世界観かもしれません。

 

Cosmo communicatorは、有り体は古き良きPDAライクなスマホですが、

その実、全く新しいマインドと概念で生み出されたプロダクトだと思います。

 

イノベーションとは、新しい技術のことを指すのでなく、新しい概念のことを指します。

保険、銀行、分割払いなど目に見えない革新(イノベーション)によって、人の生活が変わり、心が変わり、そして世界は一変していきました。

 

 

スマホに出来ないことを、

 

タブレットにも出来ないことを、

 

そしてパソコンにすら出来ないことを、

 

このスマホでは出来ます。

 

Cosmo communicatorはアウトプットを高めるという意味で、今までにないイノベーションを起こした端末だと思います。

 

 

 

Cosmo communicatorはその力を確かに持っています。

 

日々に新しい力を。新しい価値を生み出せるスマホだと感じました。

 

 

 

 

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