Posted By daichi_kk

Created at 2018/07/21 14:45:48
Updated at 2018/07/21 14:45:48

壊れた外付けHDDを分解して原因を探ってみた

今回分解したのはBUFFALOさんのHD-CB1.0TU2です。

当方この商品をテレビの録画用として使用していましたが先日再生中に何度も止まるという症状が現れました。

そんなこんなでさっそく分解。分解の解説に関してはこちらを参照。

このページではほかにもBAFFULO製の外付けHDD分解について解説していますので是非ご覧ください。

分解が終わり開いてみると姿を現したのは...

今は亡きWD Green!

PCに実装しCrystalDiskInfoで見てみると…

注意の表示が!?

って普通の人は思うでしょうが実はこれあんまり気にしなくていいんです(笑)

ただし短期間のうちに回復不能セクタ数の生の値が増えていくようなら注意が必要です。

ちなみにこの生の値というのは本当の値で例えば上記の値が1以上なら使えないセクタがあるということになります。

今回の場合「どこかのセクタが1つ壊れたので別のセクタに置き換えた」ということになります。

そのため、セクタ代替処理発生回数と代替処理済セクタ数の生の値がそれぞれ1になっているわけです。

恐らく今回の故障は「不良セクタが発生したことで再生が困難になった」ということですね。

その不良セクタがフォーマットしたことで代替セクタに置き換えられ再度使用可能になったということでしょう。

まぁ7-8年使用していたので寿命が来たというところでしょうか。

ということで簡単にですが検証を終わりたいと思います。

また機会があればこのような記事を書きたいと思っておりますのでその時はよろしくお願いいたします。

P.S

レビューらしいことをしていないので今回分解したHDDのベンチマークを載せておきます。

まぁ接続規格がSATA2なのでこんなもんかなって感じです。

製品評価の詳細ですが5段階で価格に関しては外付けとして購入しているので無評価、容量は実際に使用していないので無評価。

性能、静音性はベンチマークの過程や結果を踏まえての評価になります。性能は旧規格ということもありHDDにしても遅いので2。

静音性はベンチマーク中にガリガリガリッとすごい音がしてうるさかったのと電源投入直後にウォーンとこれまたうるさかったので2。

ただし7-8年とそれなりに長寿命だったので耐久性を踏まえて総合評価は4としました。