初のMajestouch2 質実剛健な一枚

こんにちは、ちゅろめです。
今回も手持ちの品から数年前に購入した物をレビューしていきたいと思います。

このキーボードは二年ほど前にamazonで1.2万円ほどで購入しました。ちょっと高いかな…ヽ(;´ω`)ノ
付属品は画像に写っているキートップ引き抜き工具の他にUSB to PS/2変換コネクタ、梱包用と思われますがプラ製のカバーもついてきます。
シンプルな見た目ですがロールオーバー対応なのでほとんどのゲームで問題なく使用できます、さらにUSBからPS/2に変換することで全キー同時押しに対応する点も魅力のひとつです、ゲーミングキーボードによくあるマクロ機能はありませんがゲーム用途でも活躍できると思います。
が、私はせいぜいFPS程度が関の山なのでゲーム用途は他の方にお任せして…


肝心なのはなによりも打鍵感ッッ!!キーボードの本質ッッ!!

というわけで打鍵感やキーボード自体の質などの方面から批評していきます☆

さてまずはサイズなどのデザイン方面から。
私は最近流行のクソダサLEDビカビカイカ釣りキーボードは嫌いなので幅357×奥行137×高さ37mmという省スペースからくるシンプルなデザインにはかなり好感が持てますね。
HHKB等で採用されているぎりぎりまで切り詰めた形ですがそのデメリットは筐体の高さ、人によってはスタンドを仕舞わないと打ちづらい方もいるかもしれません。
その場合は同じくFILCOの木製パームレストを併用するなどして手首の高さを底上げするのが良いでしょう。


筐体の品質はさすがと言うべきか見た目どおり比較的剛性の高い作りとなっているので昔の簡易ALPS軸鍵盤に良くある軋み音などはほとんど発生しません、cherryのメカニカルスイッチは多くのキーボードで採用されているのでキートップや筐体の剛性が打鍵の差を生むことが多いのですが安物とは違いしっかりとした作りになっています、マウント用の鉄板も塗装されていますし980gの重さは質の高さと考えても良いでしょう。

キートップは二色成型や昇華印刷ではないので一般的な厚さと品質と言ったところでしょうか、印字も若干剥げやすいかもしれません。
左から厚い順にアーキサイト製PBTキートップ、アップル拡張キーボード2キートップ(ALPS)、Majestouch2、Razer blackwidow2014キートップと並べてみました。
黒軸特有の底打ちの気持ちよさを活かすには別途キートップを購入して分厚いものに変えたほうがいいかもしれませんね、二色成型のキートップは厚さから硬質な打鍵が味わえるのでお勧めです!それにしてもrazerの2014は薄いしゴミでしょこれ…

スイッチ特性に関しましては流石の黒軸ですね、かなり人を選ぶと思います。
昔のバックリング程ではありませんが最近では60gという荷重は珍しいですし打ちにくい方もいるかもしれませんがリニアと重い荷重が合わさることで軽快な打鍵が可能です。さらに、底打ちせずに入力されるギリギリの荷重で打ち込む「撫で打ち」という方法を使うことによりかなり高速に打鍵することができます。

ただcherryリニアの宿命といいますか、軸のスレ感は無視できませんね…。これは赤軸などでも発生しますが部品の表面自体の問題なので潤滑剤でもハッキリとした対策はできないのが現状です。これが嫌な方はcherry互換スイッチのほうで探してみるのがいいかと…。

日本語かなありなどが選択できるのでメカニカル入門にもお勧めできますが新品で購入する場合フォントを気にしないならアーキス プログレスタッチレトロの方が二色成型キートップと言う点で打鍵は上回りますね、そこらへんは好みや在庫と相談です。

 


お値段こそ少々高めかなぁとは思いますが値段分の質は備えていると思います。
他の軸やフルキー版もありますのでキーボード選びに迷ったら一度手を出してみるのもいいかもしれません。
Majestouch2、万人にお勧めできるシリーズです
( ー`дー´)キリッ

 


※2018年7月30日追記

私は軸のうち比べのため複数majestouch2を使用しています(した)ので青軸モデルの簡単なレビューを追加いたしました。
筐体や付属品など共通ですので参考程度のクオリティとなっております。