スタンダードな青軸キーボード

こんにちは、ちゅろめです。
変な装飾や機能が無く、シンプルなデザインを採用した「無難なメカニカル」の印象が強いMajestouch2シリーズから、今回は青軸のモデルについてレビューしていこうと思います。


…レビューといっても私は軸のうち比べのため複数Majestouch2を購入しているため筐体自体や付属品のレビュー等は先に投稿しました黒軸モデルを参照していただけるとありがたいです。
というわけでどちらかというと青軸自体の批評になってしまうのですがご理解いただけると幸いです(´・ω・`)

そもそも売却後にこのサイトを知ったとか軸以外同じ物の写真や紹介いれたところでって思ったなんてだれも言ってないよ!!
前置きはさておきいざ青軸の批評!

青軸と言うと独特のクリック音やその軽さ、またゲーミングキーボードへの採用例が多いことからcherryMXの中ではかなり人気のあるスイッチとなっていますがここでスイッチ自体の仕様を紹介。

名称 クリック感の有無 押下圧 備考
cherryMX青軸 あり 50g クリック時50g、その後35g
cherryMX黒軸 なし 60g スレ感あり
cherryMX茶軸 あり(弱い、タクタイル) 45g 青軸より弱いタクタイル感
cherryMX赤軸 なし 45g スレ感あり
cherryMX静音赤軸 なし 45g 底打ち時の音が軽減

主要なMXスイッチを並べてみました、他にも白や緑などがあります。
今回の青軸はクリック時のみ荷重が必要なことを除けば一気に押し下げられるので感触としては軽い部類のスイッチになると思います。
なによりも特徴的なのはそのクリック感からくる主張の強いカチカチした硬質な音、使い手に「自分は文字を打ち込んでいる!!」という手ごたえと満足感を与えると共に同居人への騒音被害を及ぼす実にメカニカルらしいスイッチですね。もちろん私も家族にキレられました
スイッチの構造上行きは「チッ」というクリック音が主張し帰りは音の無いタクタイル感が主張します、茶軸の二段階抵抗があるような感触ほどではありませんが人によっては不快感を感じる方もいるかもしれません。

MX軸やメンブレンしか使ったことの無い方には十分うるさいかもしれませんがALPSやバックリングと比べると大してうるさくはありません、こちらは分離した樹脂製の部品で音を鳴らしているため高く軽い音になってしまう事と底打ちの音がかき消される事が合わさった結果でしょう。ここら辺はキートップを分厚いものに変えたりすることで打鍵感が多少変化します。



Majestouch2は標準的なフォントでの印字、日本語かなありが選べる等オーソドックスなキーボードですので初めてメカニカルを触ったりする方にも十分お勧めできます、黒軸のほうでも書きましたが値段相応に筐体の質が高いため軸自体のうち心地をしっかり味わうことができるポテンシャルがあると思います。