Posted By ちゅろめ

Created at 2018/08/30 14:49:04
Updated at 2018/08/30 14:49:04

Ryzenにも使えるスタンダードなメモリ

こんにちは、ちゅろめです。
なにやらキャンペーンのレビュー数が足りないらしいので暇つぶしRyzen機で使用しているメモリのレビューを投下しようと思います。

タイトルのリンク先はスペックが見やすいのでArkの販売ページにしてあります。
というか今更だけどurlも無しに勝手にリンクさせるのってマナー違反な気もする…
指摘があったらやめます!!

私は物欲に負けてメモリ高騰真っただ中の2018年1月に二万円という価格で購入しました。
2018年8月現在、あと三千円ほど出せば3200mhzのRGBメモリが買えます。

 

近年流行りのRGB LEDや超ハイクロックのXMPなどには全く対応しておらず、付属品はおろかヒートシンクすらないスタンダードなメモリです。
要するに特筆すべきポイントもないということですね、ぶなしめじみたいな感じです。

しかしこのメモリの魅力はそのシンプルさ、Micron製のチップによるシングルランク、JEDEC準拠のタイミングなどシンプルゆえに癖がなく使いやすい仕様となっています。

Mem Tweak Itでタイミング等を出してみました。
このメモリはデフォルト2400mhz動作で17-17-17-39のレイテンシで動作していることがわかります。
標準状態での電圧は1.2v、詳細なタイミングはC6H側でオートにしているため環境によっては若干の違いが生じるかもしれません。

前述したようにこのメモリの魅力であるシンプルさはRyzenへの対応にも一役買っており、シングルランクということも相まって私の使用している第一世代Ryzenでも安定して使用することができています、この製品の姉妹品でデュアルランクのメモリも存在するようなので購入時には注意してください。

性能については言うまでもなく普通の2400mhzメモリです。タイミングには若干のゆとりがあるようなので自分でOCなどされる方はタイミングを詰めてみてもいいのではないでしょうか。
現在私の環境では3200mhz@1.32v 18-20-20-40で安定動作しています、本来Ryzen環境にはサムスンBダイが良いのですが昇圧しレイテンシを緩めにすればこのメモリでも3200mhzに到達することができました。1.45v時には3468mhzなら 19-21-21-42でベンチマーク等動作しましたが一発芸であるのとヒートシンクを装着しての結果ですのでチップの限界なのかRyzen自体の対応の限界なのか私の腕が圧倒的に足りてないのか(多分これ)わかりません、参考程度にお考え下さい。


DDR3時代を支えたELPIDA Bダイや現在主流のサムスンBダイほどの圧倒的な速度などは得られませんが特にこだわらない場合やクロックの影響が少ない非APU環境では持ち前のシンプルさで安心安全かつ比較的安価で購入できるメモリとして選択肢に入れることができると思います。